日高理恵子「空と樹と」 —ヴァンジ彫刻庭園美術館
2017年 07月 20日
たまには違う空気を吸い込みたいので、灼熱の東京を抜け出して、
日高理恵子さんの新しい絵を観に静岡県三島市のヴァンジ彫刻庭園美術館へ。
とは言ってみたものの、三島市は盆地なんですねー。
暑いです。
途中で立ち寄った鰻屋さんは人気店な上、昼時だったので暫く店の脇で順番待ち。
鰻にたどりつくまでに自分が焼け焦げてしまうんじゃないかという日差し。
目の前を流れている川に足を浸したい!と思っていたのは私だけではないはず。
待った甲斐あって、美味しい鰻をいただきました。
大広間に入れ込みな感じも久しぶりで楽しかった。
ひんやりしたコンクリート打ち放しの空間に、
日高さんの、樹を見上げる大きな絵と、そのドローイングが展示されています。
今回の展覧会のために描かれた作品は、意外!と思う方向に進んでいました。
階段の踊り場から見おろしたり、目の前に立って見上げたり、少し離れて全体を見たり、
いろんな角度から、いろんな表情を見せてもらいました。
展覧会のオープニングには残念ながら立ち会えなかったけれど、
この絵を描くときにどんな変化があったのか、それともご本人としては自然な成り行きなのか、
次にお会いする機会に聞いてみたいなと思いました。
そのまま同じルートで帰るのももったいないので、帰りは熱海経由で東京へ。
海も眺められて、夏休み感と日差しでフラフラ感を味わいました。
日高理恵子「空と樹と」 ヴァンジ彫刻庭園美術館
11月30日まで開催です。