1年前のうどん -今さらながら島旅2016-
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じつは去年も行っていました。いつもと時期は外れて9月初旬。
瀬戸内芸術祭の、夏期と秋期の端境期だったので、
フェリータイムテーブル的に厳しかったり、丁度雨の時期に当たってしまって
旅程は予定より大幅に変更になりましたが、金比羅さんと猪熊玄一郎美術館にも行かれて、
行き当たりばったりなりに楽しい旅でした。
今年はどうするかなぁと考え始める時期なので、
今さらながら、まとめ的に1年前の島旅うどん編!

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1うどん目。

2うどん目。


平日朝の半端な時間だったにも関わらず近くに住んでいるor勤めている風の人が途切れず入っては出て行く、街のうどん屋さん。いわゆる「香川式セルフうどん」のルールが全く分からず、店に入ったもののどうして良いか分からなくて、しばし入り口で立ちずさんでしまいました。後から入ってきた地元っぽいひとの行動を観察してから注文。釜揚げ、おいしい。
あとから、銀色の出汁タンク使ってみたかったな、と後悔。
3うどん目?

皮とうどん、どっちも小麦粉だよね?
食べなかったけれど、いろいろあるのね。

4うどん目。

宿は朝食なしプランにしたので、朝から新たなうどん開拓で向かった先。
ここで勘違い間違い思い込みにより衝撃的なうどんを食べました。
看板メニューの「元祖どじょううどん」。
多分フツーの人なら「泥鰌の入ったうどんだな」と思いますよね。
何故か私は
「泥鰌を模した、または泥鰌を喚起させる形状や歯触りの小麦粉で出来た麺」
だと思い込んでしまったのですよ。
元気一杯食べる気満点で「どじょううどんをひとつ」と注文したところ、
お店のひとに「え?」という顔をされました。(そりゃそうだ、朝9時とかそんな時間だったもん)
「時間掛かりますけど・・・」とまで言われたのに、もう思い込んでいるので全く気がつかない。
「はい、構いません」(構おうよ)

この辺りでようやっとうっすら気がつきました。
「ねえもしかして、どじょううどんて泥鰌が入ったうどんてことかな?」
「それ以外なにがあるの?」
「・・・(しまった)」
あんまり泥鰌は・・・得意な食べ物じゃないんです。
はーーーーーーーーーーどうしよう。
もうどうにもならないです。

元祖どじょううどん!
味噌仕立てでお野菜たっぷり、泥鰌もたっぷり(涙目)
しかも丸だよ!!抜いてよ!いろいろを!!

不透明な味噌のおつゆから箸でうどんをつかもうとすると、泥鰌が顔を出し、
その度に(ひっ!)と心でちっちゃく悲鳴。
白く奥の知れないお出汁に絡まるうどん、と泥鰌。
どっちか分からない感じで箸に掛かる感じ。
顔を出せば泳ぐようなその姿を(うどんの上で)晒す。
(苦手な人間からすれば)結構なホラーです。
もう後半はうどんだか泥鰌だかわからなくて、箸で掴んだうどんですら恐怖。ずっと涙目。
食べた、全部食べたよ、手伝ってもらったけど。
泥鰌があんまり得意じゃないって白状したのは店を出てからですよ。
自分が悪いとは言え、ごはん食べてて辛かったのは久しぶりです。
手を掛けてくれたのにごめんなさい、美味しかったのかどうか分からなかったです。
気を取り直して、丸亀へ向かいましょう!
6うどん目!

駐車場に結構な数の車が停まっています。人気のあるお店のようです。
まずは注文とお会計。
どじょううどんの朝ごはん後だったので、忘れさせてくれそうな肉うどんの小を。

その後やってきた私の注文

食べた、これも全部食べたよ、少し手伝ってもらったけど。美味しかったし。
甘めに炊いたお肉に、少し歯ごたえが残る程度の柔らかめのおうどん。優しい。
しかしこの日はうどん運があまりなかったようですな。





早めに空港についてしまったので、〆の・・・
7うどん目!


なかなかバラエティに富んで刺激的なうどん巡りでございました。
このときのうどん旅は「うどん県」サイトを参考にしました。
行った先で「どこか饂飩おいしいところないかな」と思ったら結構役立ってくれそうです。
うどん県