チキチキのキッチンタイマー
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そういやぁこんなの実家のキッチンで使ってたな、と思いだす。
彫刻学科だった姉が石膏の固まる時間を計るためにキッチンから持ち出して、この工具箱に住み着いたものと思われる。
昭和っぽい色使いのTANITA製。


今回は壊れている訳ではないのでバラして磨くことにする。
この手のネジのないプロダクトは、必ずどこか嵌め込みになっているので開ける場所が必ずある。
探し当てて開けてみると、55−3−2の記載、昭和55年=1980年製なのかな?
透明部分をコンパウンドで磨いて終了。
このキッチンタイマー、1分と60分ではベルの鳴る時間がちがう。
60分だと「チリリリリリリリン」としつこく鳴ってくれる。けれど、1分だと「チリン」のみ。タイマーセットの時にベルのゼンマイを巻く構造上しょうがないけど、ちょっと情けない感じ。
クラシックなゼンマイのキッチンタイマーは時々見かけるけど、この昭和っぽさがいい。
