記憶素子 –知半庵アートプロジェクト−
2010年 05月 04日
「記憶素子ー知半アートプロジェクト」。
伊豆の中央に位置する「知半庵」で開催されているというので、
ママンのバビューンカーでドライブしながら見に行って来ました。
古くから土地にある民家を使用した場所で、
空間も謂れもとてもずっしりとした重厚なものでした。
今回の展示、大野公士さんの彫刻は木彫のトルソーが二点。
真っ暗な部屋の中で、ブラックライトをあて、
ぽかりと空間に浮かぶように展示されていました。
仏像よりももっと薄く、中を刳り貫かれた彫刻に胡粉の塗った人体。
女性と男性の彫刻が対になって展示されています。
浮遊感と重量感と、絶妙なバランスの作品でした。
欲を言えば、一点は太陽光のもとで見てみたかったですが。
当主の方や今回展示されている作家の方と、お茶を頂きながら
ゆっくりお話を伺うことができて、とても贅沢。
裏の山までそのお宅の土地だということで
作品見がてらぶらぶらと。筍が育ち過ぎです。
富士山!
みると写真撮りたくなっちゃいますねー。
知半庵があるのはこんな岩の山のそば。
「伊豆のへそ」に位置します。
帰り道に、知半庵で教えて頂いた
「豆庵」というお豆腐屋さんでランチ&買い物。
心配した渋滞もそれほど酷くはなく、爽やかな休日でした。
知半アートプロジェクト
大野公士